iPhoneのスクリーンショット(スクショ)は、スマホ画面に表示された内容を写真の様に撮って保存する機能。カメラで撮影するのとは違い、自分のスマホ画面内を撮れるのが特長です。
気になるサイトのページやアプリ画面の画像をスクショで保存しておけば、誰かと簡単に共有する事が出来ます。
また、スクリーンショットは画像だけではなく、スマホ操作の様子を動画で記録して保存する事も可能です。
そこで今回は以下の様に、iPhoneのスクリーンショットの設定や撮る手順などを解説します。
- スクリーンショットが出来ない?機種別の操作手順
- スクリーンショットでページ全体を保存する方法
この記事の目次
iPhoneのスクリーンショットの手順
iPhoneのスクリーンショットの方法は、大きく分けると2つのモデル(機種)によって異なります。
基本的に、新しい機種は「Face ID」ですが、古い機種や一部の機種では「Touch ID」が使われています。
それぞれの操作手順を解説しますので、ご自身の機種に合わせてご確認ください。
- Face ID搭載モデル
- iPhone 8やiPhone 8 Plus以降の機種
- Touch ID搭載モデル
- iPhone 8やiPhone 8 Plusより以前の機種
- iPhone SEの各世代
ちなみに、動画配信サービスなどで再生中の画像はスクリーンショットで上手く撮れません。
Face ID搭載モデルのスクリーンショット
iPhone 8やiPhone 8 Plus以降の機種では基本的にFace ID搭載モデルになります(iPhone SEの各世代を除く)。
「音量を上げるボタン」と「サイドボタン」を同時に押します。

スクリーンショットが撮れると、画面の左下隅にサムネイルが約5秒ほど表示されます。
サムネイルをタップするとそのまま編集画面に移行します。

サムネイルからのスクリーンショットは2種類あります。
- 見えている画面範囲だけのスクリーンショット
- ページ全体のスクリーンショット
実はスマホ画面よりも長いページをスクショすると「画面範囲のスクショ」と「ページ全体のスクショ」の両方が初めから撮られています。
後はそれぞれ【スクリーン】か【フルページ】を選択するだけです。

フルページのスクリーンショットの場合、保存形式はPDFになり「ファイルアプリ」に保存されます。

Touch IDとサイドボタン搭載モデルのスクリーンショット
iPhone 8やiPhone 8 Plusより以前の機種でのスクスリーンショットは、TouchIDのホームボタンとサイドボタン搭載モデルなのでこちらの手順を参考にして下さい。
iPhone SEは世代が複数ありますが、最新モデルでもホームボタンとサイドボタンが付いています。iPhone SE(第2世代)以降でスクリーンショットを撮りたい方もこちらの手順になります。
「ホームボタン」と「サイドボタン」を同時に押します。

スクリーンショットが撮れると、画面の左下隅にサムネイルが約5秒ほど表示されます。サムネイルをタップして編集画面に移行するのはFace IDの時と同じです。
スクリーンショットの活用方法
パソコンとは違いスマホで記録を残すのは意外と不便です。その一方で、スマホは誰かと情報共有するには凄く便利です。
スクリーンショットの活用方法、使いどころは以下の様な場合が多いです。今までスクリーンショットを活用してこなかった人は試してくださいね。
- 問題の不具合があった時: スマートフォンの画面操作やアプリの不具合など、文章で伝えるよりもスクショで見せた方が早い事もあります。
- 情報の保存や共有: ウェブページやメッセージの内容、地図や住所、重要なメモなど、時間が無い時や外出先で取込み中の場合も、すぐに保存や共有が出来るので重宝します。
- 購入履歴や支払い証明: オンラインショッピングやアプリ内の支払いなどで重要な取引情報がある場合、スクショを撮ることで購入履歴や支払い証明として利用出来ます。
- SNSの投稿やシェア: 面白い会話や画像、ニュース記事などを友人やフォロワーとシェアする際、スクショを使用してコンテンツを共有することが出来ます。
まとめ
パソコンのブラウザでは高機能なスクリーンショット機能やキャプチャ機能が使えますが、スマホではそれらは利用出来ません。
そこで、iPhoneのスクリーンショット機能を使えば、調べもので見つけたサイトのスクショを友人に送ったり、アプリ画面を共有する事が可能になります。
画像の保存形式はPNGで、日付けや時刻、位置情報を調整する事も出来ます。
スクショ画像はメールに添付したり、画像加工アプリで編集する事も簡単です。仕事で役に立つ場面も多いと思いますので、是非使ってみて下さいね。