Webデザイナーやめとけ?向いてる性格や後悔しない考え方!

画像:Webデザイナーはやめとけ?なくなるの?こんな疑問に答えます。

webデザイナーはやめとけって言葉を聞いた事はありませんか?仕事がなくなるとか、何年も前から言われ続けています。
webデザイナーになりたい人は不安ですよね。

結論から言うと、今もwebデザイナーの需要は普通に有ります。大変だとかやめとけって言う人は自分が上手くいっていないからです。

ただし、実際にWebデザイナーに向いてる性格や人柄があるのも事実。なりたいと言っているだけで努力しなければ難しい世界です。

今回は、ではなぜ「webデザイナーはやめとけ」「webデザイナーはなくなる」と言われるのか?その理由やWebデザイナーの将来性についても解説します。

Webデザイナーはやめとけと言われる理由は3つ

Webデザイナーをやめとけと言われるのには以下の様に大きく3つの理由があります。

  1. Webデザイナーの仕事内容が過酷できつい
  2. 労働時間や給料などの待遇面
  3. Webデザイナーという仕事の将来性

ただし、これらの内容にはツッコみどころが幾つもあるのできちんと解説します。

Webデザイナーになりたいけど不安があるのなら、まずは客観的に考えてくださいね。

①Webデザイナーとは?どんな仕事なの?

Webデザイナーとはその名の通り、Webサイトのデザインを行う人のこと。会社勤めやフリーランスなど働き方も様々で、仕事内容も多岐に渡ります。デザインがメインでは有りますが、コーディングなども行う事があります。

  • 制作会社でクライアントのWebサイトをデザインする
  • 一般企業で自社サービスのWebサイトをデザインする
  • フリーランスや副業でデザインする

Webデザイナーがきついと感じる人が居るのも事実です。さすがに現在ではブラックな会社は少ないですが、技術習得の勉強などが大変でついていけない等の共通点があります。

Webデザイナーに向いている性格や向いている人の特徴は、デザインや新しい技術の習得を楽しめる人です。

仕事の流れ

基本的にはディレクターが、クライアントへの「ヒアリング」、競合サイトの「調査・分析」を元にコンセプトや構成を決める「サイト設計」などをします。

Webデザイナーは、ディレクターがまとめたそれらの情報を元にデザインを進めます。

プログラムやシステムが絡んでくる規模のサイト制作では、エンジニアとも連携をして制作が進んでいきます。

デザイナーだからといってアプリでデザイン出来ればそれで良いという訳ではありません。また、デザイン以外にもコーディングやサイト制作に付随する作業も行います。

会社によって仕事の範囲も多岐に渡る

Webデザイナーにとって、デザイン作業はWebサイト制作全体の一部。ひたすらデザインだけをやる事は少なく、制作に付随する作業も発生します。

いずれにしても、会社や条件によって仕事内容は多岐に渡り、どこまで担当するのか絶対的な正解はありません。

制作会社の場合

制作会社のWebデザイナーであれば、クライアントのWebサイトのデザインやLP、広告バナー等もデザインします。制作会社によりますが、コーディングも行います。

自社サービスの場合

自社サービスのWebデザイナーには自社サービスの運用や集客などが求められます。デザイン、コーディングはもちろん、サイト運用にまつわる業務も発生します。

フリーランスや副業の場合

フリーランスのWebデザイナーなら、デザインだけでなくコーディングやマーケティングなども出来る方が需要があります。個人制作なら小規模サイトが多く、デザインからマーケティングまで幅広く求められる事も多いです。

求められるスキルは多いですが、働き方や待遇に関しては個人の裁量によります。

②労働時間や給料などの待遇面は?

ウェブデザインに関わらず、制作系の仕事には納期があります。クライアントが相手の場合、納期は絶対厳守なので思いがけないトラブルや制作の遅れがあると残業や休日出勤が発生します。

ただし、これはWebデザイナーに関わらずどんな仕事であっても起こりえる事です。

労働時間はどれくらい?

基本的にスケジュールを組んで制作が行われますから、無茶な残業や休日出勤などは発生しない筈です。
もしあるとすれば会社側自体の問題なので、Webデザイナーだからという訳ではありません。

制作会社ではブラックな働き方が問題視されますし、実際にそんな制作会社も存在します。

ですが、働く会社さえ間違えなければ、終電まで残業するなんて事は無いんです。

月収や年収が安いって本当?

好きな事を仕事にするのは大事ですが、続けていく為には収入だって大事ですよね。

会社勤めで給料を貰いながらデザイナーをするなら他の職種より特別低い訳では無いです。勿論、労働時間と同じで会社によります。

以下、実際の転職サイトからの引用データをご覧ください。

Webデザイナーの平均年収
画像:2020年度のWebデザイナーの平均年収 引用データ
2020年度のWebデザイナーの平均年収 出典:doda「平均年収ランキング

引用元の転職サイトにも書かれてありますが、年収レンジが低いというよりも、Webデザイナー職の年代構成によるものと考えられそうです。

Webデザイナーは20~30代位の若い層が中心です。どの職種でも同じですが、若い頃は経験が浅いため年収額がほかの年代と比べると低くなります。その事が全体の平均年収額に反映されているのかもしれませんね。

制作会社のデザイナーか、一般企業のデザイナー、フリーランスなのかでも年収は変わってきます。

③Webデザイナーという仕事の将来性

今の時代、誰でも簡単に無料でホームページを作れるサービスが沢山あります。その為、Webデザイナーが無くなるとか要らないと考えている人も居るのではないでしょうか?

ですが、実際に仕事をしている立場で言えばこの考えは間違っています。

ホームページは今やビジネスで欠かせないツールの一つです。素人が無料サービスでホームページを作った所で成果は期待できません。

見た目を綺麗に整えただけのデザインでは効果は期待できません。なので結局プロに一から制作を依頼する事になる訳です。

デザイン以外の強みが必要になる

Webデザイナーには優れた情報設計やビジュアルはもちろん、集客や売り上げまでも意識したデザインが求められます。さらにHTMLやCSS、JavaScriptなどが出来ると表現の幅も広がります。

ウェブサイトはビジネスツールですから、デザインしか出来ないWebデザイナーの仕事は無くなるでしょう。

マーケティングを意識したデザインが出来れば強みとなり、これからも活躍できる可能性はあります。

Webデザイナーはなくなる?要らないと言われない為に

最近ではノーコードといったコードを書かなくても、ツールを使ってサイト制作が出来るサービスがあります。Wordpressの様にデザインテンプレートも沢山あります。

こういったツールでWebサイトが作り易くなった分、副業で簡単にWebデザイナーになれると思っている人達も居ます。

実際の仕事においては、ツールで簡単にサイト制作とはいきません。これがWebデザイナーの仕事はやめとけと言われる要因です。もし簡単に考えているならやめておけと言う気持ちもわかります。

サイトを簡単に作れるからWebデザイナーが要らないとはなりません。なぜなら、Webサイトはデザインして終わりではなく、効果を上げる為に運用も必要だからです。

一つのWebサイトのデザインが終わっても、バナーの作成やLPを作る事もあります。コーディングをする事も有れば、サイト運用に関わるマーケティングに携わる事もあります。

そもそもノーコードでもデザインはしなければいけません。運用していくなら修正が入るので、結局はコードの知識が必要になります。

仕事は基礎をしっかり固めてから

Webデザイナーは会社勤めだけでなく、独立しフリーランスや副業でも働ける事が魅力。

いずれにしても、基本的なスキルは先にしっかり身に着けておく方が働きやすいです。

先ほどWeb業界は勉強する事が多いと書きました。実はきちんと基礎が身に着いていれば勉強はそれ程大変ではありません。

就職でスキルに不安があると、会社選びの条件を妥協してしまいがち。「さすがにこの会社はヤバいな」って思う会社でも雇ってもらえるならと飛びついてしまいますから。

会社選びを間違えない為に

Webデザイナーの働き方は制作会社だけではありません。働き方を気にするのなら、以下の様な会社も選択肢に入れてみて下さい。

  1. 自社サービスを展開している会社
  2. 制作会社だけど、制作以外にも事業を行っている会社

① 自社サービスを展開している会社

メリットは、

自社サービスのWebデザイナーなら基本的に厳しい納期はありません。自社に特化しているので、自分の好きなジャンルなら楽しいです。

デメリットは、

自社サービスなのでデザイン以外の付随する業務がある事や、違うジャンルのデザインをしたくなるかも知れません。

デザインが好きでも、自分好みじゃないジャンルもありますからね。

② 制作以外の事業も行っている制作会社

過酷な労働環境の理由は、低賃金で長時間労働が主な原因。会社として余裕が無いんですね。

しかし、制作案件以外にも自社で事業収益を上げている会社は余力があります。

メリットは、

制作案件をこなしつつ、自社のデザインも並行して携わる事が出来ます。納品で終わりではなく、運営にも携われる可能性もあります。

デメリットは、

会社の数は多くはありませんし、ハードルは高いです。ある程度経験を積んだ人でないと難しいです。

Webデザイナーに向いている人は勉強好き?

新しい事への好奇心やスキルアップの勉強など、自己研鑽が苦痛でない人は向いています。将来的にキャリアアップも期待出来ますし、独立してフリーランスも可能です。

Webデザイナーに限らず、Web業界は進化がとても早いです。特に経験が浅い時は勉強する事も多いです。

逆に、社会人になってまで勉強したくない、デザイン以外はしたくない人もやめておきましょう。
Webデザイナーはやめておけと言ってる人達ですね。

”好き”を簡単に手放さないで!

Webデザイナーはやめとけと言う人は上手くいかなかった人。

Web業界はみんなブラックだと言う人はそういった会社しか知らない人です。

言っている事が嘘だとは言いませんが、それが全てでは有りません。

広告で見かける様なキラキラしたイメージ先行で考えている人は正直しんどいかも知れません。

色々と話を聞いて、「それでもWebデザイナーになりたい」って感じた人は向いていると思います。

Webデザイナーの勉強法、独学かオンラインスクールか

画像:Webデザイナーの勉強法は、独学かオンラインスクール

独学でもスクールでもWebデザイナーにはなれます。勉強法としては独学かスクールがありますが、どちらが向いているかは人によります。

共通して言えるのは、デザインしか出来ないWebデザイナーは要らないです。仕事もいずれなくなります。

フリーランスを目指すなら間違いなくスクールです。

独学の勉強法はオンラインサービスと本

若くて会社に就職するなら独学でも良いです。お金が無い人向けですね。でも、時間が掛かって遠回りしたり挫折しやすいので、オンラインサービスを上手く取り入れるのがコツ。

例えば、Udemyのウェブデザインコースだと自分に足りてない所を補強する目的でコースで受ける事も出来ます。たまに値下げをしているので、見つけたタイミングで申し込みをすればお得です。

Webデザイナー向けのおすすめ本の記事では1冊は持っておきたいおススメ本を解説しています。

画像:Udemyセールはいつ?失敗しない購入のタイミングとコース選び。

忙しい人はオンラインスクールで

スクールは体系的に学べますが、学費が高くて難しい人も居るかもしれませんね。短期集中で技術的な事や就職の相談をする事も出来るのでお勧めです。

通学が厳しくてもオンラインで受講出来るのは助かります。

デジハリ・オンラインスクールは有名ですし、テックアカデミーならオンラインでの無料相談もあって安心です。

まとめ

給料や労働時間などで「Webデザイナーは」やめとけと言われる事も有りますが、実は職場や働き方を選べば問題ありません。

その為にも、勉強してスキルをしっかり身に着けておきましょう。

画像:Webデザイナーを目指す!おすすめオンラインスクールと選び方
画像:未経験でWebデザイナーになる最低限必要なスキルと勉強はこれ!