最近はminne(ミンネ)を利用してハンドメイド作品の販売をする方が増えているそうです。ミンネとは、作家登録する事でハンドメイド作品を出品・販売出来るサービス。
始め方も簡単で、作家登録をすれば作品を販売出来るので、副業としても人気なんです。
始め方も簡単で、PCもしくは専用アプリから項目に沿ってプロフィール等を入れていくだけ。購入者との支払い等に関する面倒事も運営側が対応するので安心です。
この記事ではミンネの始め方を解説しています。作品の準備が出来るまでは、とりあえず作家登録しておくだけでも問題ありません。
ミンネでは取り扱う作品の種類もアクセサリーやファッション小物、雑貨、スマホケースなど実に様々。食べ物も扱っています。
- minne(ミンネ)とは
- 国内最大のハンドメイドマーケット。既成品ではなく、作家さんがこだわりを持って生み出した作品が集まっているので、他では見かけない珍しい商品を見つける楽しさがあります。
もちろん自分がハンドメイド作家として出品するのが一番楽しいです。
もし趣味で何かを作っているなら、多くの方に見て頂いたり、喜んでもらいたいですよね?
そんなあなたには、意外と簡単なので作家登録してみる事をおすすめします。
今までも何かを作っていた方だけでなく、今だと、「お家時間」を活用して何か作ろうと考えている方も作家登録はおすすめです。
もしかして「自信ないなぁ」とか、「自分なんかが・・・」なんて思っていませんか?
実は、こだわって作ったものはもの凄く魅力的なんです。あなたが思う以上に需要があるんですよ。
みなさんへ質問なのですが、
世の中に既製品は沢山あるのに、なぜハンドメイドをしているんですか?
・・・私にはわかります。
そう!既製品だと満足出来ないから。また、作る事自体が楽しいからです。ワクワクしますよね。
そしてそれは作品を欲しいと探している人も同じなんです。
作家が一人、また一人と参加する事で楽しい世界が広がるんですよね。
「作家」という呼び方は、くすぐったい感じがしますが、minneに登録すればそれは立派な作家デビューです。
21万名の作家さんによる260万点の作品が集まる国内最大級のハンドメイドマーケット≪minne(ミンネ)≫
この記事の目次
ミンネとは?意味や由来
ちなみに、minneという名前には以下の様な由来があるそうです。
外国語のような響きの”ミンネ”という名前のルーツは、意外にも博多弁から。「見てみんね」「やってみんね」など、語尾につけることで「ちょっと見てみたら?」「一緒にやってみない?」という意味になります。また、アルファベットのminneはスウェーデン語で記憶(memory)という意味もあり、記憶に残る作品と出会えるminneにはぴったりの名前ではないでしょうか。
https://minne.com/about
なんだか優しさのある素敵な作品と出会えそうですよね。
ミンネの特徴
minneの魅力はなんといっても、作家や・ブランドの多さです。現在は72万件、作品点数は1000万以上だそうです。購入者の94%が女性で、20代~40代が全体の8割強を占めています。
凄い数ですが、それだけ多くの人が販売し易いんですね。ひとりの作家さんが何十点も出品するのも珍しくありません。それを後押ししてくれるのが、以下の理由です。
出品のしやすさ
- カメラはもちろんスマホでも作品を撮影すればOK。アプリで編集すればOK。
- スマホならアプリ、PCならブラウザから出品や各種設定が簡単に出来ます。PCの方が設定しやすいです。
- 分かり易いマニュアルがあるので迷う事はないはず。
参考にどうぞ作家登録マニュアルです。 - お金のやりとりはminneが代行してくれます。
- 出店・出品は無料なので始めやすいですね。
充実した販売支援
- 購買意欲の高いユーザーにPR出来ます。毎日100万アクセスを超え、主にものづくりへの関心が高い20〜40代女性が多く集まるマーケットです。
購入した作品へのレビュー率は40%(※他社と比較して約10倍)を超えており、購入者の声やニーズを直接知ることができます。 - minneではイベントの開催や勉強会、メディアによる露出など、さまざまな⽅法でバックアップしてくれています。
これってかなり重要で、せっかく出品したのに誰にも見てもらえないのは悲しいですからね。 - 作家さんの為の情報を発信しています。写真の撮り方や価格の付け方、Twitterの活用法など、どれも勉強になります。
- FacebookとTwitterで連携出来ますので、出品してそのまま投稿すれば簡単に宣伝出来ますね。
BASEやWix、メルカリとは違います
ECサイトを作れるBASEやWix、フリマアプリのメルカリなどは根本的にサービスのコンセプトが違いますので比較しては失敗のもとです。
BASEやWixは普通のサイトやECサイトを作り、そこから販売する事を目的としています。
ちなみに無料で始められるサービス全般に言える事ですが、無料版では欲しい機能が使えなくて物足りず、結局有料版を使う事になります。
また、販売手数料や決済手数料、サービス利用料と言った名目で費用が掛かります。
たまにメルカリと比較している人がいますが、あなたの作品は不用品ではありませんよね?そもそもメルカリを利用する人と、minneを利用する人の目的は全く違いますので、不要なトラブルは避けましょう。
minne以外に出品先を検討するなら以下のサービスで検討するのが良いと思います。
手数料が高いって本当?他社サービスと比較しました
口コミを見ていると販売手数料が高いとあります。実際の所はどうなのか他社も調べました。
先に書いた様に「無料で作れるECサイト~」みたいなのは別物なので省きました。(混同している人もいるので注意!)
minne(ミンネ)
出店・出品:無料
販売手数料:作品価格+購入オプション価格+送料の9.6%(税抜) ※税込みで10.56%になります。
売上代金の振込手数料:1か月分まとめて振込。1回の振込につき振込手数料220円
Creema(クリーマ)
出店・出品:無料
販売手数料:成約時に商品金額の11%(税別)
売上代金の振込手数料:・振込合計金額が3万円未満の場合:176円(PayPay銀行の場合は55円)。
・振込合計金額が3万円以上の場合:275円(PayPay銀行の場合は55円)。
iichi(いいち)
出店・出品:無料
販売手数料:作品代金(※送料除く)の20%
売上代金の振込手数料:一律160円(PayPay銀行あての場合55円)。
詳しくは、分かり易いミンネマニュアルがあります。こっちの方が見やすいです。
これを見る限り、minneが特別高いわけでは無いですね。そもそも手数料に関しては、沢山売り上げが出てから心配しましょう。minneの販促力を使えるだけでも価値はある訳ですし。
集客力を上げるために、別途自分で宣伝用のブログを作るのは凄くおすすめです。SNSと絡めて宣伝すると効果的ですよ。
プラットフォームは有利
ここで言うプラットフォームとはminne(ミンネ)の事ですが、消費者の行動パターンに大きく影響するんです。
消費者庁(出典:デジタル・プラットフォーム利用者の意識・行動調査について」(2020年05月20日消費者庁)14ページ目)によると
「買い物系プラットフォームを利用する場合、何に信用を置いて買い物をしますか。」
という調査に対し、
約34.5%が「場を提供するプラットフォーム」、
約39.8%が「商品・サービス自体」、
約15.7%が「個々の出品者」
という結果です。
※minneが、という訳では無いのでご了承くださいね。皆さんが良く利用するモール系の通販サイトでの調査です。
minne会員登録の手順

minneで販売するには会員登録が必要です。販売作品がまだ揃っていなくても、作家登録は出来ますので、先に必要な情報入力を済ませておいても良いですね。
公式サイト:minne
画面右上の「ログイン」をクリック。メールアドレス入力画面が出ますが、右上に小さく「会員登録」ボタンがありますのでこちらをクリックしてください。
改めて会員登録画面に移りますので、ここで会員登録メールアドレスを入力して送信してください。
届いたメールにあるURLをクリックすれば確認が完了し、ユーザー登録へ進めます。
ユーザーIDとパスワードを入力すれば登録完了です。
「IDは後から変更は出来ないので慎重に!」
このIDは重要で、
https://minne.com/@●●●●●●●●のように、あなたのお店のURLとして使われるものなので、気を付けてくださいね。
他の出品者さんのページを参考にすると良いですよ。
会員情報 – プロフィール設定
■ギャラリーに表示されるプロフィールの内容を設定
後からでも設定出来ますが、あなたを知ってもらい、ファンを作る為にもしっかり考えましょうね。人気の出品者さんが参考になります。アイコンや肩書も設定出来ます。個性だすのに役立ちます。
作家登録 – 作品を販売する
会員登録後の手順内容は以下になります。
この会員情報を入力していく事で作家登録が出来ます。
画面左上にある「作品を販売する」をクリック。

上記のステップ画面が表示されますので、「次のステップへ」をクリックします。
①お客様情報の編集
名前、住所、電話番号の入力をします。
②電話番号の確認

「SMSを受信する」をクリックすると、②のお客様情報で入力した電話番号宛てにSMS(ショートメッセージ)で認証コードが送られてきます。
同時に画面も認証コード入力画面に変わります。
入力してにんしょうが完了したら、「次のステップへ」をクリック。
➂事業者確認の申請

該当するものにチェックを入れると、選んだ内容に合わせた情報入力を求められます。
「どちらでもない」のであれば、そのまま「申請する」をクリック。作品の販売が出来る様になります。
販売者情報を入力
作家登録したら、販売者情報も忘れず入力しておきましょう。
①ギャラリー設定
■ギャラリーの名前や見た目の設定・変更
作品を魅力的に見せる為にもギャラリー設定もしましょう。
②作品代金が振り込まれる銀行口座
■売上げを受け取る銀行口座の登録・変更
口座名義はカタカナ、アルファベットで入力。ゆうちょ銀行も使えます。
③配送方法一覧
■配送方法のひな形を登録できます。
登録内容
■配送方法・配送エリア・送料・追加送料
配送方法は複数登録しておくことが出来ます。
④送料無料設定
■送料無料の条件を設定
設定金額を決めておけば、その金額分を同時に購入された場合、送料を無料にすることが出来ます。
⑤購入オプション一覧
■購入オプションの編集・作成
パーツ変更・ギフトラッピングなど、購入者が選択できるオプションを設定できます。
配送方法と同じで複数設定出来ます。
⑥特定商取引法に基づく表記
■特定商取引法に基づく表記に表示する内容の登録・変更
販売業者であれば登録が必要です。同じく、食品を販売するのであれば登録が必要です。
作品のクオリティと信頼を高めよう
大げさに聞こえるかもしれませんが、作品のクオリティを高める為に、ハンドメイドについて講座で学ぶってのも有りだと思います。
講座は資格を取る目的だけでなく、実際にハンドメイドのテクニックを学べますからクオリティも上がります。誰かにレクチャーする事も出来ますし、ライバルとの差別化にもなります。
今は自分の作品を販売するのも簡単に出来る時代。作るだけでなく、買って頂けるなんて幸せですよね。
そこで、副業に出来そうな資格講座のサイトをご紹介します。新たな趣味が見つかったり、副業にも繋がるかもしれませんね。
プロの技法を学べるPBアカデミー
ハーバリウムの資格やLEDレジンアクセサリーの資格、ラッピングの資格、天然石アクセサリーの資格などなど。資料請求も出来ますので希望の講座が見つかるといいですね!
空いた時間で学べる通信講座:PBアカデミー
生涯学習のユーキャン
趣味から資格まで様々ですが、実はハンドメイド作家として役立つ講座が沢山あります。
気になる講座の学習期間や難易度も分かりますので始めやすいです。
写真のクオリティを上げよう
作品の魅力を伝えるのは文章と写真です。どんなに作品が素敵でも、特に写真が魅力的でないとその良さも伝わりませんよね。
作品の全体像や細部を撮影する際に使える撮影用背景シートを活用するだけでけでもかなりクオリティが上がりますよ。
まとめ
minneの特長と作家登録に必要な設定を解説しました。
設定は「会員情報」「販売者情報」の2つがあります。作家登録するなら両方とも入力しておく事をおすすめします。
無料ですので、とりあえずminne に作家登録してみる感じでも大丈夫です。他の方の出品を見ていると創作意欲が湧いてきます。不思議ですねー。
僕は見てもらいたい、そして共感してもらいたいです。