ラッコキーワードの有料版は、検索ボリュームを調べるツールとしてより便利になりました。
中でも、月間検索ボリューム数を取得する【サジェストプラス】機能と、ブログへの検索流入数と検索キーワードを調査出来る「検索流入キーワード」機能が強力です。
- サジェストプラス:深堀調査
- 検索流入キーワードβ:競合調査
サジェストプラスで、狙った検索キーワードの具体的な検索ボリューム数を調べつつ、競合調査としてライバルのブログを検索上位表示キーワードを分析すればアクセスを大きく伸ばせます。
検索ボリュームだけでなく、アドセンスのCPCや上位表示の難易度もあわせて知る事が出来るので、特化ブログや雑記と特化を組み合わせたハイブリッドなブログなら効果は抜群。
各機能は強力ですが、決して難しい訳ではありません。目的に合わせて機能を選ぶだけです。
使い方を解説しますので、月間PV数やブログネタに悩んでいる方は参考にしてくださいね。
この記事の目次
検索ボリュームが調査しやすくなったラッコキーワード

以前と比べて調査項目が役割事に分類されて見やすくなりました。月間検索ボリュームを調査したり、競合ブログへの流入キーワードも分析出来ます。
深堀調査
検索ボリュームや検索キーワードを調べるのに便利な項目です。ブログを書く前にまずはこの項目で狙うキーワードを絞り込みましょう。
競合調査
ブログ記事が伸び悩んだり、競合を分析して対策をしたい時に使える項目です。検索上位のブログURLを入力すれば、ライバルがどんなキーワードでアクセスを取っているのか調査が出来ます。
検索ボリューム数を調べる機能、サジェストプラス

サジェストプラスを使った検索は、
- サジェストキーワード取得
- 月間検索数取得
- CSVダウンロード
といった流れで利用します。
① サジェストプラス
【サジェストプラス】は、ラッコキーワードの有料プランで使える機能。キーワードの月間検索数を調べたいならまずはここをクリック。
対象とする検索エンジンを増やしたい時は先にチェックを入れてからキーワードを検索します。
初期設定ではGoogleとBingになっています。
注意点として、YouTubeの場合は、単一キーワードのみで検索します。実際は検索需要が無いような単語も生成されることがあるそうです。
② 月間検索数を取得

キーワードを入れ、【月間検索数取得】ボタンを押して10秒ほど待つと月間検索数が表示されます。
料金プラン毎にラッコポイントが付与されていますが、検索データ数の大きさに応じてラッコポイントの消費数も大きくなります。
1か月単位でも契約出来るのと、調べた情報はCSVファイルでダウンロード出来ます。忙しくてブログを書けない時もありますよね。CSVで調査データを記事ネタとしてストックしておけば無駄になりません。
ストックが無くなったら時にまた1か月契約すれば、お金も無駄になりません。
リンク先:ラッコキーワード
取得した月間検索ボリューム数を表示

上記画像の様に、サジェストプラスで月間検索数を調べた結果が表示され、キーワード毎の月間ボリュームが確認出来ました。
検索上位を取る為にSEO対策をすると思いますが、その前に必ず検索ボリュームは調べておきましょうね。
ちなみにCPCと競合性の解説もしておきます。
CPCと競合性は、検索上位を狙ったりアドセンスの単価を上げたい時の参考になります。検索ボリュームと併せて指標にしてください。
CPC
最新のGoogle検索広告におけるページ上部掲載単価(高額帯)が表示されます。
高いほど広告価値の高いキーワードということになり、SEOで上位表示した際に高い収益性が得られる可能性があります。
競合性
最新のGoogle検索広告における競合性が表示されます。(0~100)
高いほど広告主が争っている収益性の高いキーワードとなり、SEOで上位表示した際に高い収益性が得られる可能性があります。
リンク先:ラッコキーワード
検索流入キーワードβで検索上位サイトを分析
ラッコキーワードで絶対使って欲しい機能が、この【検索流入キーワードβ】機能。この競合調査の機能を使えば、競合ブログの検索キーワードを分析出来るので特化ブログにはおすすめです。
この機能で何が分かるのかと言うと、
- 競合ブログがどんなキーワードでアクセスを取っているのか?
- それらの検索キーワードの月間検索ボリューム数と検索順位
自分と同じジャンルの競合ブログであれば、同じキーワードを狙って記事を書く事もありますよね。
本当にそのキーワードでアクセスがるのか?検索上位だとどれくらいのアクセスが見込めるのかが分かるので、効率よく記事を書き進められます。
競合ブログの検索ボリュームと検索キーワードを調べる
自分の記事よりも検索上位の記事を見つけたら、そのブログのURLを分析対象にすると簡単かつ効果的です。
「ブログネタが無いので新しいネタを見つけたい」とか、「実際に検索ボリュームがあってアクセスも見込めるのか」を調べる事が出来ます。
左のメニューから【検索流入キーワードβ】を選択

検索上位にある競合ブログのURLを入力

検索上位のURLを入力すれば、分析対象のブログがどんなキーワードでアクセスが取れているのかを知る事が出来ます。
もちろん月間検索数も分かるので、自分がまだ書いていないキーワードがあれば狙っても良いですね。
GMO順位チェッカーという、狙ったキーワードの検索順位の変動を記録出来るツールとセットで使えば実際に効果が有ったのかチェック出来るので完璧です!
狙ったキーワードで書いた記事の検索順位がどの様に変化したのか、推移を計測しておくのは重要です。
記事数が多くなると、いちいち検索順位を追いかけてはいられません。順位の変化をチェックしておけば、リライトが必要なのかがわかります。
「月間検索数を取得する」:新機能グラフ表示

こちらは検索ボリュームを月毎にグラフで可視化する事が出来る機能です。
キーワードによっては季節やイベントなどで検索ボリュームが大きく左右される事もあります。月毎の検索ボリュームが表示されるので、需要のある月に向けて記事を用意しておきましょう。
キーワードによって需要に偏りがある場合もあります。トレンドブログをされている方には便利な機能ですね。
ラッコキーワード有料プランのおすすめは?

有料プラン毎の機能自体に違いは特になく、利用回数や複数名で利用するのかの違いです。
他の検索ボリュームツールとの違いは、料金プラン毎に利用回数が設定されている事。月単位で契約出来るので、「集中して利用する月だけ契約する」といった利用が可能です。
高額のツールが不安な方はまずはエントリープランから試してはいかがでしょう。
料金プランの機能比較

現在ではエントリープランが出来たので、初めての方でも利用しやすくなっています。
月額払いなら、自分が使いたい月だけ契約出来るので無駄な出費を抑える事が出来ます。ブロガーならライトプランの利用回数が丁度良いです。
料金プラン | エントリープラン | ライトプラン |
---|---|---|
月額 | 440円/月 | 990円/月 |
各種キーワード調査 | 1,500回/月 | 3,000回/月 |
見出し抽出/共起語取得 | 500回/月 | 1,000回/月 |
月間検索数取得 | 40回/月 | 100回/月 |
サジェストプラス | 100回/月 | 300回/月 |
検索流入キーワード | 40回/月 | 100回/月 |
他のキーワード/質問 | 40回/月 | 100回/月 |
プランを決める際は、一番よく使うサジェストプラスや月間検索数取得の使用回数を見ると良いですよ。
ラッコキーワードの機能説明、何が分かる?
機能 | 概要 |
---|---|
月間検索数取得 | 年間の各月毎の検索ボリュームを調べる機能。 月毎の需要が分かるので、トレンド記事作成に便利です。 Googleキーワードプランナーの「月間検索数 / CPC / 競合性」のリアルタイム情報を取得。 他のツールと違い、古い過去データではなく最新のデータを取得しています。 |
サジェストプラス | 検索キーワードとその検索ボリューム数を取得する機能。 複数検索エンジンからもキーワードを取得するので、より多くのキーワード見つける事が出来ます。 キーワード分類や深堀調査といった穴場キーワードの発見に最適です。 |
検索流入キーワード | 競合サイトおよび自サイトのランクインキーワードを調査する機能。 検索されたドメインにおけるGoogle検索で50位以内のキーワードを最大500件抽出します。 |
他のキーワード/質問 | メイン記事以外の関連記事を増やしていくのに便利な機能。 検索したユーザーが次に検索するであろうとGoogleが推測した情報を抽出。 Google検索結果上に表示される「他のキーワード」や「他の人はこちらも検索」を再帰的に2層目まで取得します。 また過程で発見した「他の人はこちらも質問」(PAA)も抽出します。 |
見出し抽出 | 競合分析・コンテンツ作成に役立つ機能。 Google検索結果上位20サイトの見出し(h2, h3 等)を抽出。一覧で見れるので比較しやすい。 |
共起語取得 | 検索上位20サイトの文章を分析し、共起語を抽出する機能。 SEOで既に結果を出している上位サイトが取扱っている内容を、キーワード単位で分析することができます。 |
まとめ – ラッコキーワードで検索ボリュームを調べる方法
ブログ記事を書くなら必ず検索キーワードと検索ボリュームを調べる必要があります。残念ながら無料版では検索ボリュームまでは調べられません。
有料版ではキーワードプランナーも不要。簡単でより正確な検索データを取得出来ます。手間とコストを抑えてブログ運営に集中したい方は参考にしてくださいね。
ラッコキーワードをまだ使った事が無い方は試しに無料版を使って見てください。
リンク先:ラッコキーワード